100㎜/1h安心プラン

こんばんは。ごんもり幸男です。大変にお世話様です。「平成27年9月関東・東北豪雨」と名付けられた、昨年9月9日からの記録的な長雨により、茨城県常総市では鬼怒川が決壊し大きな爪痕を残しました。

春日部市においては総雨量が338㎜、瞬間的な1時間当たり降水量が県内最大の48.5㎜を記録し、床上床下合わせて649棟の浸水被害を出しました。改めて、お見舞いを申し上げます。

国道16号直下50mに埋設されている世界最大の貯留施設「首都圏外郭放水路」の稼働により、大落古利根川や中川など5本の河川から一時的に吸い込まれた水は時間差で江戸川に放流され、春日部市始め周辺における水害被害は軽減されつつあります。

しかし、その一方で、昨年のような台風による被害だけでなく、今後は局地的に集中的に降るゲリラ豪雨といった自然災害が更に頻発すると言われております。

ゲリラ豪雨対策として、春日部市と県が協議を行ってきた河川と下水の一体整備について国の「100㎜/h安心プラン」が昨年11月に埼玉県では初めて採択されました。この安心プランにより河川の河道拡幅や貯留施設と下水道の整備やポンプ増強が行われます。