![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sb0625d159d2e2790/image/ic18983404dc87fb9/version/1437535649/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sb0625d159d2e2790/image/ie1908124c4405a04/version/1437535655/image.jpg)
地元春日部市にある国土交通省「首都圏外郭放水路」を視察してまいりました。首都圏外郭放水路は、首都圏を水害から守るために造られた洪水防止施設です。あふれそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50mを貫く総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流すという世界最大級の施設です。日本が世界に誇る最先端の土木技術を結集し、平成18年6月に完成。完成に先立ち、平成14年から部分的に稼動し、毎年5~7回の洪水を安全に処理することで、高い治水効果を発揮しています。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sb0625d159d2e2790/image/i986d3fbf0bbc7ec8/version/1437535708/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sb0625d159d2e2790/image/if468687f38422cc8/version/1437535716/image.jpg)
文字通り「縁の下の力持ち」として、私たちの目にふれることなく、洪水と闘う首都圏外郭放水路のスケールはまさにギネス級でした。洪水を取り込む直径30m、深さ60mにおよぶ5本の巨大立坑をはじめ、地中深く6.3kmにわたって走る直径10mの地底トンネル、重量500トンの柱が59本もそびえるマンモス水槽、そして、毎秒200tの水を排水する14000馬力タービンなど、そのすべてが圧巻のスケールでした。