毎夏開催のホタル観賞会が好評/春日部ホタルを育てる会

街角プラザ/毎夏開催のホタル観賞会が好評/春日部ホタルを育てる会/埼玉

2012年08月01日 6面


 春日部市の公明党員らでつくる「春日部ホタルを育てる会」(戸頃義明会長)【写真(1)】は7月21日、ホタル観賞会を市立内牧黒沼公園内のホタルハウスで開催した。

 これには公明党の権守幸男県議、武幹也市議も参加。石川良三市長をはじめ、600人を超える親子連れなどが訪れた。

 結成20周年を迎える同会は、「身近にホタルが見られる春日部に」との思いから活動を開始。毎年11月にヘイケボタルの幼虫を里親に預け、翌年6月中旬まで育ててもらい、ホタルハウスに放流している。今年は85人の里親で約1600匹を放流した。

 初めてホタルを見た子どもは「わぁー、光ってる。きれい」と歓声を上げていた。戸頃会長は「育成のノウハウを伝え、取り組む地域を増やしていきたい」と抱負を語っていた。