情報共有し認知症不明者の対策急げ

定例会ダイジェスト/情報共有し認知症不明者の対策急げ/埼玉県議会

2014年08月19日 7面


 権守幸男議員は認知症対策について質問。徘徊などによる行方不明者を早期に発見し、保護していくためには地方自治体が情報を共有し、連携を強化すべきであり、中でも都道府県は市町村を結ぶ重要な役割があると強調した。  

 上田清司知事は、今年3月に近隣の都県と情報を共有できる埼玉県認知症高齢者等徘徊SOSネットワークを整備したと報告。「身に着けるものに居住市町村や氏名を書いてもらうことを広めるとともに、民生委員や認知症サポーターなどによる見守り体制をさらに充実させていく」と答弁した。